-
2008.11.27 Thursday
-
『とらドラ!』第9話
-
JUGEMテーマ:漫画/アニメ
竜司と大河の間に生まれた大量の子犬を抱えつつ、にこやかに笑みを浮かべてみせる泰子ママのイっちゃってる度合いが半端じゃない。超怖ぇぇ……夢オチで本当に良かった。まかり間違っても現実にあんな結末を迎えないことを願っています。今回はみんなで旅行の回。果たして高校生たちだけであんな事が許されるのかどうかは微妙だけど、竜司や大河は家族構成がアレなので大丈夫なんでしょう。気になるのは櫛枝さんと亜美さんなんだけど……まぁいいか。北村くんはなんか最近、男(というか竜司)にしか興味がないんじゃないかと疑いたくなってきたぐらいだし、竜司は相変わらず専業主婦だし。あ、案外いい夫婦になれるかもなぁ。
そして相変わらず女豹ぶりを見せつけてくれる亜美さん。なんだか北村くんとの会話を聞いていると、彼女の気持ちがサッパリ分からなくなってきます。どれが本当の気持ちなの? 色々気になるところはあるんだけど、レディーの眼前に見事な肉体っぷりを見せつけてくれた北村くんの行動によってすべてがどうでも良くなりました。櫛枝さん、倒れる理由が何か間違っている気が。黒いモサッとしたものはワカメではなくてヒジキ……いやもう何も言うまい。星空を見上げる彼女の姿は、女の子らしい雰囲気をまとっていて新鮮でした。竜司の質問に対して、回りくどく答えたのは何やら意味深げ。瞳が前髪に隠れて見えない、という演出が更に場面を盛り上げてくれるんだよなぁ。それに比べて大河は……と思っていたら、意外なほど素直に、竜司との仲を見つめていて驚き。これは、ますます展開が読めない。ベットの上にワカメの匂いを付けたり、髪の毛を散らしてみせる人物はバレバレな気がするんですけどね。一応、犯人の正体は次週のお楽しみということで。
-
2008.11.25 Tuesday
-
『喰霊-零-』第8話
-
JUGEMテーマ:漫画/アニメ
もう、あとはどんどん転がり落ちていくだけのようです。
殺されてしまった養父の亡骸を前にして、ただただ打ちひしがれ、無力に泣き崩れる黄泉の姿が印象的でした。そして予期していた最悪の展開が。工作があったとはいえ、自分はお務めから逃げた身である諫山幽が当主を受け継ぐと宣言。当然の如く、退魔の力はないので冥さんがお務めを引き継ぐこととなり、黄泉は完全に窮地に。紀之との婚約関係が危うくなり、大切な退魔刀も奪われ、神楽も住みかを追われることになるなど、その辺りのくだりを観ていると正直かなりへこみました。意外だったのは、予想以上に早く冥さんの本性が露わになったことですかね。優秀な退魔師だったのに、ああも簡単に殺生石に取り込まれて己の欲望に溺れるとは。もう少し葛藤して欲しかったなぁ。
そして後半。物語の最初の方で指摘されていた通り、環境省と防衛省とのギクシャクとした関係が悪い方向へと働いてしまいました。ただでさえ戦力が少ないのに、同じ事件を二つの組織で奪い合うことほど効率の悪いモノはありません。見事、三途河少年の思惑通り、陽動の火車に退魔戦力の殆どが引き寄せられ、黄泉は冥さんの術中へ。この完全に吹っ切れた冥さんというのが、見事に三下の悪役なんだよなぁ。今まで飲み込んできた妬みや怒りをまんま吐き出しながら戦う彼女の姿は醜すぎる。当然その最後も、哀れなものでした。ちょっと寂しいかも。そして、ここが黄泉のターニングポイント。彼女が冥さんに向けた表情と言葉は何とも壮絶で、その後の物語の行方を暗示しているかのようでした……と、それだけで終わらないのが喰零の怖いところ。ここでいきなり彼女は殺生石を埋め込まれてしまうんでしょうか。 次週の展開は更に怖いことが待っていそうな予感が。
-
2008.11.24 Monday
-
歯車たちの憂鬱。『ぴにおん! 』
-
JUGEMテーマ:読書
発火能力者、といえば聞こえは良いけど、指先から火がちょこっと出ますという程度の能力では誰も見向きもしてくれない。佐々木与四郎は、一応超能力者だ。でも、その大したことのない能力が人生に良い影響を及ぼしたことなど一度もなかった。こうなれば自棄だ、とテレビ出演をしてみたりもしたが、あまりにショボ過ぎて誰からも本物だと信じてもらえない。ならば、と新天地での高校生活をスタートさせてみたところ……いきなり可愛い女の子が立て続けに求婚してきた! なぜ!?
恋愛シミュレーションなどでよくあるハーレム展開にもっともな理由を付けてみました、という最近ではそれほど珍しくないテーマに挑んだ作品なんだけど、これが読みやすいし小気味の良いギャグも織り込まれていて、一気に読んでしまいました。薄幸すぎる主人公にとにかく涙。遺伝子しか愛してもらえないだなんて……。今までの不遇さ故にウハウハ展開を受け入れられない、という彼の卑屈な小市民ぶりで更に涙です。そりゃ、疑り深くもなりますよね。
そして、ヒロインたちの濃いキャラっぷりが良いなぁ。特に好きだったのはニーナでしょうか。二葉の全然バランスとれてないツンデレッぷりにも惹かれるものがあったんですが、やっぱり素直で優しい子は強い。ナナもその二面性がお気に入りだったりするのですが。うまく三人のヒロインの書き分け、というか際立たせ方が成されていたのが印象的でした。嘘とホントの出来事がごっちゃになっていて、少しアクの強さも感じたりしたんですが、全体的にバランスのとれた構成は読後感が良いです。主人公には、もう少し幸せになって欲しかったなぁ。続編が出るならそちらの方に期待したいです。
-
2008.11.23 Sunday
-
『かんなぎ』第8話
-
JUGEMテーマ:漫画/アニメ
そりゃ、雨ん中を民家の屋根に登ってウロウロしている男がいたら、容赦なく通報するのが世の常だと思いますけど。高校生には決して見てもらえない男、大鉄。彼の脳内を駆けめぐる昼ドラ顔負けの「背徳の姉弟恋愛」に笑った。禁断の果実を囓ってしまい、世間に背を向けつつ去っていくナギと仁、そして、そんな2人に対して石を投げつける学校の面々……昭和か! 奥ゆかしいけど、妙に艶めかしい。ちょっと子供には早すぎる妄想です。別の意味で高校生に見えないトゥーピュアピュアボーイを壁際で問いただすシーンがこれまた変な妄想をかき立てるんだよなぁ。おもに「やらないか」という方向で。逞しい筋肉がね、これまた引き立てるわけですよ、雰囲気を。
そしてナギは大人げなさ過ぎ。
大鉄が実は、ご神木を無断で持ってきてしまったことを知っての執拗な制裁はいかがなものか。それを冷静に「傍若無人」と分析している彼も彼ですけど。まあ、これで奇妙な対立関係が成立。心霊関係が苦手な大鉄に散々神罰を説くナギは更に大人げないなぁ。学校でもウルトラマンと怪獣みたいな立ち位置でにらみ合っていたので、この対立はしばらく続くのでしょうか。それにしても、腐女子のようで腐女子でない部長にはもどかしい思いが。お願いですから一旦おっぴろげた妄想は簡単に撤回しないで下さい。今回、雷に打たれそうになった大鉄を救ったのは、普段のナギとは別の人格らしいんですが、何故その存在を仁やもう一人の人格に隠すのか。第1話の冒頭に出てきた、小さい頃の仁が出会った神様との関連はどうなのか。ここにきて、最初の頃の疑問が再浮上してきたみたいですねぇ。
-
2008.11.20 Thursday
-
『とらドラ!』第8話
-
JUGEMテーマ:漫画/アニメ
水泳で勝負とは、季節外れだけどこれまた嬉しいサービスです。大河は、泳げないのは分かっていたけど、まさか顔も付けられないとは。そりゃ、禁じ手無しの喧嘩バトルを所望するわけです。実現していたらラブコメじゃなくて世紀末アニメになっていたけど。竜司はこういうところが男らしいなぁ。誰もが亜美さんの優勢を信じて疑わない中で、さり気なく大河に3000チロルもの巨額を投じるその心意気に惚れた。ところでチロルって何のこと? チョコ? 州? 地域?
どうやら、それぞれの気持ちに変化が生じてきたようですね。亜美さんも、二面性の性格のお陰でいまいち気持ちが掴めないけど、どうやら竜司との関係はまんざらでもないご様子。竜司自身もいつの間にか大河のために一生懸命になっていたりして、感情としてはまだまだ未発達だけど、複雑な思いが芽生え始めているようです。そしてカナヅチ改めモーターボート大河も、そんな自分のために頑張ってくれる竜司の姿を見て、どんどん惹かれているようですけど、それにしても終盤の叫びは凄まじかった。まさかあそこまでストレートに言い切れるとは。案外、この物語の中では一番冷静に物事を考えられるキャラクターなのかも知れません。ただ、ものすごく素直じゃないのが仇になっているというか……。それにしても櫛枝さんの言葉は今回も熱かった。なかなかいないよなぁ、頑張っている人をちゃんと分かってあげられる人って。少し胸が熱くなりました。目を描いて寝る行為は感心しないけど。
-
2008.11.19 Wednesday
-
『喰霊-零-』第7話
-
JUGEMテーマ:漫画/アニメ
保健の先生を斬ってしまったことで親しい友人から責められてしまう神楽。やっちんは事情を知らなかったわけだから無理もないとはいえ、少し理不尽な気もするなぁ。先生は既に死んでいたわけだし、いかにもって感じで操られていたわけだし。対策局の方でそこの所を少しは説明してあげたんでしょうか。まさか、口止めのための誓約書を書かせただけだとか? 新しく赴任してきた保健の先生に、斬ってしまった人の姿を重ねてしまって、何度もゴメンナサイと謝り続ける神楽の姿は観ていて痛々しかった。その後で、互いの思っていることを吐露することで、事件前と変わらない友情を取り戻すことが出来たのは良かったけど、でも、この話の流れだと、その友人達の命も危ないような気がするしなぁ……怖いなぁ、喰霊って……。
前回、三途河少年に串刺しにされてしまった冥さんは、どうやら悪い方向に復活してしまったようです。己の抱く欲望に操られて、どこまで物語を滅茶苦茶にしてしまうのか。取り敢えず最初にその毒牙にかかったのは、黄泉の父でした。恐らく諫山家当主の座を狙っての行動なんでしょうけど、これからジワジワと黄泉が追いつめられていくのかと思うとちょっと辛い。何度も言いますけど、結末が分かっているだけに少しも希望が抱けないんですよね。でも、そんな私の目に希望の光が……。ああ、墓地で見たあの2人の男女の姿は、アレは間違いなく、あの特戦4課の2人ですよね。もしかしたらですけど、今一度、防衛省の同業者さん達の活躍を見ることが出来るんでしょうか。
-
2008.11.18 Tuesday
-
ぶらり途中下車の旅(その3)
-
石巻市内散策の旅も今回で最終回。その1はこちらから、その2はこちらからどうぞ。
さて、前回までは石巻市内にある、公式に建てられたモニュメントたちを紹介してきたわけですが、さすがはマンガの国石巻。若者達のパワーも半端ではないようです。
萬画館へ行く途中に見つけました。
マンガロードの通りといえども不況の波からは逃れられないのか、結構シャッターの閉まっている店があったんですが、上記はそんな閉店してしまった一角の壁に描かれていたものです。見たまんまなんですが、サイボーグ009の島村ジョーです。
こちらも似たような感じで描かれていたものです。
少し分かりにくいんですが、恐らくキカイダーがモチーフなのだろうと。やや芸術めいたところがあって、いかにも現代らしい趣です。
街路樹に遮られて見にくいんですが、こちらは仮面ライダー。
営業しているお店の壁に描かれていたので、これは多分店主さんは公認しているんでしょうか?
とまあ、こんな具合に、市内には非公式な石ノ森キャラがたくさん描かれているわけです。その他にも、お店の看板に堂々と島村ジョーが出演していたりと、市民のみなさんも最大限石ノ森先生の恩恵にあずかろうとしているみたいですね。細かいことを言ったら、著作権の問題も色々絡んできそうな気がするんですが、私的には逞しいなぁと(笑)
石巻市内の旅は今回で終わりですが、今後は、レビュー以外にもこういった雑記を少しずつ増やしていきたいと思います。まあ、日記みたいなものですし、何気ないこともちょくちょくと。
-
2008.11.16 Sunday
-
今年の風邪は関節から
-
まあ、二日ほど前から腰やら関節やらが痛いなぁと思っていたわけです。
でもその前々日ぐらいに珍しく運動をしていたので、多分筋肉痛が後を引いているんだろうと考えていたんですが、これが昨日になって、しゃがむという行為も出来なくなってしまいました。湿布を貼って大人しくしていたんですが、夜になって急に寒気が襲ってきて、慌てて暖房を入れたんですがこれも効果無し。その内に頭痛が始まって、急激な眠気とだるさに促されるまま、就寝。
でも寒い。
布団を頭から被っても寒い。
はんてんを羽織って、靴下もはいて、ようやく体が落ち着いてきたので、そのまま意識が途切れた。ところが真夜中に突然目が覚めて、ものすごく体が熱くなっていることに気が付く。室内の温度が低いので汗をかくまでには至っていなかったんだけど、これが猛烈に熱い。おまけに頭が痛いし怠いし腰が痛いし背中が軋む。慌ててはんてんと靴下を脱いだら、ようやく暑さからは開放されたけど、でも前述のが原因で眠れない。いや、本当はものすごく眠いはずだから、しばらくすると睡眠状態に入るんだけど、一時間ぐらいすると痛いのやら怠いのやらで目が覚める。これは姿勢の所為かなと思ってゴロンと寝返りを打つんだけど、あまり状況は好転しない。で、またゴロン。そしてゴロン。恐らく一晩に寝返りを何回打つか競う競技があったら、間違いなく優勝できたと思う。それぐらいの勢いで回転していました。布団の中で。
今日の昼頃になって、ようやく体調が回復してきたので、「かんなぎ」を視聴してレビューを書く。そして調子に乗ってラーメンを喰いつつ色々録り溜めたアニメを観ていたら、再び背中がギシギシ軋みだしたので、これはいかんと思い再び就寝。そうして今に至るわけです。風邪如きでは休めるはずもない職場環境なので明日に戦々恐々としつつも、ポカリを片手にブログ更新て……。こういう大人にはなっちゃいけませんよという良い手本ですね。ここまでグダグダ書いておいて、結局何が言いたいかというとですね、つまり今年の風邪は関節から始まるんじゃないかな、と言うことです。みなさん風邪には本当に気をつけましょう。
-
2008.11.16 Sunday
-
『かんなぎ』第7話
-
JUGEMテーマ:漫画/アニメ
前置きなげえぇぇぇぇぇぇぇっっっ!
猫好きなナギのために動物番組を録画してあげたら、じつは彼女の大好きなアニメを上書きしていて、へそを曲げられてしまう、という話を丸々一本使っての贅沢な回。ナギを押し入れの中から引っ張り出すために集まるオールキャストが面白すぎです。ざんげちゃんの誘惑は、カピルスばかり映してないで真っ向から見せて欲しかったなぁ。放送できないと思うけど。つぐみさんは卵焼きとお浸しに加えて、お浸し入り卵焼きスキルを身につけた! ……加えないでいただきたい。仁もそれを素直に受け取るな。そして部長は相変わらずここぞという局面で役に立たないのね。秋葉はこういうときにこそ頼りになる奴だけど、いちいち説明くさい。というかブルーレイはともかく、未だにベータですか! うちも子供の頃はベータだったからカセットとか残っていたけど、整理していたらテープにビッシリとカビが生えていて全部捨てた。ああ、悲しきかな敗者の末路。筋金入りのソニー信奉者である秋葉には、ある種の畏敬の念を抱かねばなるまい。
とまあ、色々な意味で華やかな回ではあったんだけど、そんな中でも些細なところに手を抜かないスタッフさん達の仕事に思わず脱帽。押し入れの引き手の周囲を手垢で汚して、人の生活感をそれとなく演出するなんてTVアニメではなかなか思いつかないんじゃないでしょうか。冒頭のカピルスと押し入れだけを映しての会話のシーンも斬新でした。あと、ホワイトハウスでひつまぶしを食べた大統領が倒れるところから始まるロリッ子キューティーのダイジェストには笑った。すげぇ密度濃すぎ。キューティーの上司が命を持ってくるのはウルトラマンの最終回のパロディだけど、ほかにも色々な要素が詰め込まれているんだろうなぁ。なのはとか。ナギの言う通り、今回は神回……? ということで良いんじゃないでしょうか。
-
全 [2] ページ中 [1] ページを表示しています。