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『狼と香辛料』第9話

JUGEMテーマ:漫画/アニメ

なるほど、優秀な羊飼いと優秀な牧羊犬が組むとその能力は並の狼を遙かに凌ぐというわけですか。確かに、羊飼いに旅路の警護を任せるというのは斬新かも知れませんね。まぁ、ホロが認めているんだから間違いないでしょう。それにしてもこのノーラという少女、腕はともかく、何とも幸薄そうな雰囲気じゃないですか。能力に見合ったお金を貰えていないようですし、しかも、街に入った途端にまるで憑き物扱い。うかばれません。教会に雇われているということは今の社会に例えれば公務員と同等ぐらい?だと言うのに、あの冷遇ぶりはいかがなものか。

そして今週のホロとロレンス。彼もなかなかホロに対する扱い方を心得てきたようで、ノーラを雇う際の「お前の方が断然可愛いじゃないか」発言は見事に(ギリギリ)及第点を獲得していました。でもあれって言ってて結構恥ずかしくならないんでしょうかね。彼はなかなかナルシストの気もあるようで、その後の「いきなり一目惚れされちゃあ〜」発言を事も無げに言い切る辺りにもその片鱗が窺えます。ホロは笑っていたけど、観てるこっちからしてみればドン引き以外の何ものでもありませんから。そして今週は何やらロレンスが陰謀に巻き込まれていそうなことを暗示したところで幕引き。2人の周囲を流れる不穏な空気の正体は何?そして、ノーラの境遇に関する謎も気になるところです。
posted by: よしきち | アニメ感想 | 20:51 | comments(0) | trackbacks(26) | - |

『バンブーブレード』第21話

JUGEMテーマ:漫画/アニメ

恋話で盛り上がりそうな年頃の女の子2人の一晩が、まさかブレイバーとシナイダーどちらが強いのかという大激論の場に変貌しようとは思わなかった。ってか、どう考えてもブレイバー&シナイダーが協調した成果でしょ、それ。そもそも熱の入れ具合からして異常。番組で使用された時限爆弾と同じ物を見つけて使っている珠ちゃんも珠ちゃんだけど、それに気が付いて「いいなぁ」と言い出す凛さんも相当なもんです。……でもちょっとだけブレイバーが観てみたくなりました。

そして朝まで大激論を交わしたにも拘わらず結論が見いだせず、そのままブレイバー劇場版の撮影に同行する事となった2人。その話の流れに思わず笑ってしまいました。そしてお約束の、役者が怪我で降板→私その動き全部出来ます→じゃあ君にやってもらおうか……って、どこかで聞いた!おもにガラスの仮面とかガラスの仮面とかガラスの仮面とか。そして凛さんは一躍スーツアクターとして念願の特撮デビューを果たすのであった。……いや、本当は単なる代役なんだけどね。そもそも特撮は基本的に台詞はアテレコ(吹き替え)だし、恐らく映画館では彼女が演じているとは判別できないだろうけど。そしてその流れで珠ちゃんが女子高生役に大抜擢。おお、この流れはまさに神。

その後の珠ちゃんの棒っ子ぶりに激しく癒され、更にその後待ちかまえていた凛さんとの竹刀対決――無駄にクオリティの高い作画をブレイバーの熱い主題歌をバックに見せつけられては心をときめかせずにはいられない。だけど互いの闘志が絶頂に差し掛かったところでブレイバー&シナイダーの止めが入ったのは拍子抜けした。しかし、それがきっかけで2人は互いの友情を深めることになり、いずれ試合の席で今日の決着をつけよう、という流れに。成る程、中途半端な形で竹刀を収めることになった出来事はこの約束の為の伏線だったというわけですか。いずれ訪れるであろう2人の再試合に期待。
posted by: よしきち | アニメ感想 | 18:59 | comments(0) | trackbacks(33) | - |

あなたを忘れない。『とある飛空士への追憶』

とある飛空士への追憶 (ガガガ文庫 い) (ガガガ文庫 い 2-4)
とある飛空士への追憶 (ガガガ文庫 い) (ガガガ文庫 い 2-4)
犬村 小六
JUGEMテーマ:読書

貴様にひとつ、重大な任務を託したい――
かつての戦争で帝政天ッ上から手に入れた土地は、サン・マルティリアと名を変え、神聖レヴァーム皇国の一領土として、敵国の喉元で数十年もの間君臨し続けた。だが、再び両国の間で戦端が開かれると、今度はどうだろう、先の戦争で戦訓を得た帝政天ッ上の圧倒的有利で戦況が推移し始めた。今や取り残された形となったサン・マルティリアは、本国から派遣された正規空軍と、それと地元の貴族の設立した私設空軍が抵抗を続けているが、陥落はもはや時間の問題。狩乃シャルルは、そんな取り残された土地に留まり、仲間達と共に日々の戦いに明け暮れている傭兵飛空士の一人だった。そんな彼に、本国からとある指令が下される。両国のハーフとしてこの地に生を受け、それまで日陰の道を歩んできたパイロットに与えられたのは、サン・マルティリアに取り残されてしまった皇国次期皇妃ファナ・デル・モラルを背中に乗せ、遙か海の彼方の本国へ送り届けること――

本来ならば巡り会うこともなかった身分違いな二人の姿を、空戦と恋とに絡めて描く。作者は犬村小六先生。レーベルはガガガ文庫。

「次期皇妃を水上偵察機の後席に乗せ、中央海を単機敵中翔破せよ」

ああ、ああ、寝る前に読んでいて、思わず布団の中で口に出してしまいました。隣に住んでいる人ゴメン。別に変な人が住んでいる訳じゃありませんからね。でも、死ぬまでに一度で良いからこんな格好いい台詞を言ってみたいなぁ。言った当人は好かん奴だったけれども。いや、これは面白い。年度末にこんなに面白い作品と巡り会えるとは意外でした。かつて少年時代を経験した人間としては(当たり前か)、この作品の中で繰り広げられる2人の冒険物語に心を躍らさずにはいられませんよ。

そして、ミリタリ好きにもこの設定は堪らない。随所にちりばめられた、作者の自然な文体で綴られる緻密で緊張感に溢れた空戦シーン。登場する航空機も、面白い設定が組み込まれていて、単純な架空戦記とも一線を画している感じ。特に、敵国である天ッ上の主力戦闘機「真電」が格好いい。まあ、分かる人には分かるんでしょうが、モデルは恐らく旧日本海軍が終戦末期に開発していた局地戦闘機「震電」ではないかと。だけど、それだけに頼らず、シャルルとファナの感情の移ろいをきちんとした形で書き上げている点がこの作品の最大の魅力なんでしょうね。水着が……

もう、ラストに関しては分かっていたんです。分かっていたんですけど、それでも最後のシーンには心を揺さぶられてしまいました。物語を盛り上げるだけ盛り上げ、そして、当たり前すぎるほど見事に綺麗な形で収束させたストーリーに感謝。久しぶりにドキドキ感とワクワク感を同時に味わわせてくれたすばらしい作品でした。この先生の作品は初めてなんですが、早速既刊を買いに行ってこようかなと。
posted by: よしきち | ライトノベル感想 | 17:36 | comments(5) | trackbacks(6) | - |

『シゴフミ』第8話

JUGEMテーマ:漫画/アニメ

父である美川キラメキから無上の愛を受けて育てられた文歌。しかし、その容姿が年を追うごとに2人の元を去っていった母に似通いだしたためか、キラメキから憎しみをぶつけられるようになってしまう。「芸術」と称しての虐待。そして、自己防衛のための人格分離。文歌は「フミちゃん」と「ミカちゃん」の2人が混在する肉体となってしまい、ある日、「フミちゃん」の精神が限界に達したため、「ミカちゃん」が彼女を救うためにキラメキを銃で撃った……とまぁ、真相はこんな感じでしょうかね。

キラメキの虐待の事実については、もっと過激に描く構想があったんじゃないかと匂わせるところが多々見受けられました。それが、社会的に配慮してああいうストーリーになったのではないかと。しかし、少々インパクトでは見劣りするものの、その行為自体が目的ではないのだからこういう演出は正しいんじゃないかなと感じました。十分、観る人によっては伝わっていると思いますし。

そして、ここで前々回のフミカの言葉が生きてくるというわけですか。生命の危機を感じ、いじめっ子を刺してしまった少年に対して、彼女が呟いた言葉。「彼は社会的に死んだ。でも、動物としては生きた」とは自身に対する言葉でもあったというわけですかね。キラメキの虐待に堪えられなくなったフミちゃんを救うために父に銃口を向け、社会的に死んでしまったミカちゃんは、斯くしてシゴフミ配達人となった、と。そして殻に閉じこもってしまった分身を見守るために、この街に留まり続けているというわけで。

演出的にも脚本的にも面白い回でした。ここに来てシゴフミは期待度急上昇中。今回、意外と年を重ねていることが判明したチアキさんも加わって、どうやら来週は入浴シーンが拝めそうな次回予告。これは……期待せずにはいられません。
posted by: よしきち | アニメ感想 | 10:01 | comments(0) | trackbacks(32) | - |

『狼と香辛料』第8話

JUGEMテーマ:漫画/アニメ

やっぱホロが可愛いからこその「狼と香辛料」なわけですよ。そして話が一区切りつき、新しいエピソードが始まる今回、相変わらず彼女の魅力は健在です。果物の蜂蜜漬けの存在をロレンスから教えられ、思わず尻尾が出てしまうくだり。マントで隠れているわけだけど、バサバサとその下で尻尾が嬉しそうに振られているが丸わかりなので、見ていて顔がニヤニヤしてしまいました。しかし桃の蜂蜜漬けとは一体どんな味がするんでしょうかねぇ。一度で良いから食べてみたい。

そして今回もホロが大活躍。てっきり彼女が天秤に細工を施すのかと思いきや、実は不正を働いていたのは商人の方だったわけで。しかも、肝心の天秤ではなく、それが置かれている面、つまりはテーブルに細工が施されているとは。これがコペ展ってやつですか?確かに、アレなら傾き分だけおもりを乗せずに済む訳ですから、有利に商談を持ち込むことが出来るのかも知れません。そして最後に新キャラ登場。ノーラという羊飼いの少女は今後どのように2人に絡んでくるのかが気になります。ああ、嫉妬するホロも可愛いなぁ……。
posted by: よしきち | アニメ感想 | 20:30 | comments(0) | trackbacks(25) | - |

『バンブーブレード』第20話

JUGEMテーマ:漫画/アニメ

珠ちゃんと同じような属性を持つ少女が登場。その名は鈴木凛。見た目は木訥で落ち着いた雰囲気の子なんだけど、話がシナイダーのことに及ぶと声高になる性格というのが何とも可愛い。ってか、かなりの勢いで珠ちゃんとキャラが被っている感じ。

今回は遊園地でのヒーローショーがメインの回だったんだけど、なかなかリアルに描かれている辺りが笑えた。しかも、本物の司会者まで起用して演目を進行するあたりにスタッフの限りない作品愛を感じる。相変わらずブレイバーの歌が熱いしね。あれはかなり昔のヒーローだったんですね。今は世代交代をしてコスモサーティーンというのが放映されているようですが、どうやら、ようやく正義の味方も質より量というアメリカ軍の戦い方を覚え始めたみたいです。……そりゃ珠ちゃんも不満を漏らすわ。

そして今回も勇次はうかばれない。ダン君曰く、双方とも意識しあっていないということだけど、やっぱり傍目から見ればお似合いだしね。せっかくチケット二枚持ってきたのに、一緒に行く候補の一番末席に置かれてしまう彼の存在には涙を隠せません。珠ちゃんに対するフォローも細やかなのに、彼女は全く気付いていないモンなぁ。どうか彼には別の形で良い思い出が作れることを願っています。
posted by: よしきち | アニメ感想 | 22:06 | comments(0) | trackbacks(28) | - |

『シゴフミ』第7話

JUGEMテーマ:漫画/アニメ

制作側の意図に嵌ったというか、勘違いしていたというか。美川キラメキは実は撃たれただけで死んだわけではなかったんですね。いきなり葛西春乃が担当として彼の家を訪れるという展開に違和感を覚えたんですが、ようやくその事に思考が至って納得。いきなり人の腕にペン書きしたり、お天気雨に喜んで庭に飛び出すといった仕草は、かなり子供に近いものが。今まで「壊された」という女性達は、この子供じみた行為を「純粋な人」と勘違いしてしまったということですかね。……ありえねぇ。

そして今回のフミカの仕事は、ファンからキラメキに宛てて書かれたシゴフミの配達。実の父親のところへ行くということで、出発前に彼女は「文ちゃん」と対面するワケなんですが、その後の言動などから想像するに、フミカはキラメキの生み出したキャラクターの一人って事?キラメキ先生が別の女との間に作った隠し子という線も考えてみたけど、いや、そっちだったらかなりどん引きだし。まあ、いきなり核心に迫るような話を持ってくるとは思ってもいなかったとので少々混乱が。いきなり父親に撃たれて、次回はどんな話になるのか楽しみなんですけどね。あと、要の気を惹こうとやきもきする夏香の健気っぷりにも好感が持てた。
posted by: よしきち | アニメ感想 | 06:24 | comments(0) | trackbacks(36) | - |

『狼と香辛料』第6話

JUGEMテーマ:漫画/アニメ

地下道内での逃避行は手に汗握るような緊張感があって楽しめました。ホロを必死に護ろうとするロレンスが何とも逞しく見える。まさに、前回の汚名挽回というわけですな。しかし、クロエの登場で場の空気は一気に不利な状況へ。彼女の第1話での印象と、今回の印象とがあまりにも違うのでビックリしました。割り切った商売のことを説いてみたり、ロレンスをあっさりと見限ろうとする辺り、クロエも筋金入りの商人だったということでしょうかね。

そして後半。ロレンスを護ろうと本来の姿に変化しかけたホロが、怯える表情の彼に対して「見ないで」と悲しげに語りかける場面は心が締め付けられます。そして衝撃的な変化のシーン。予想以上に思い切った描き方をしていたので、思わず目を見張ってしまいました。メディオ商会の追っ手を蹴散らし、最後にクロエの目の前に迫ったとき、「いつも理不尽なことばかり!」という彼女の言葉に一瞬だけ身を引かせ、次の瞬間にはガブリッ!……まぁ、結局は食べなかったわけですが、アレには驚かされました。

目的は達成できたものの、ホロはどこかへ消えてしまい、手に入れられた銀貨もごく僅か……と思っていたら、思わぬところからの商談により報酬を手に入れたロレンス。支払いをどうするかと尋ねられた彼は「胡椒に変えて欲しい」と答え、その商売魂を見せつけてくれます。胡椒が貴重な時代、体から香辛料を匂わせるような男というのは、つまりは裕福な身分を表しているということでしょうね。その後、気恥ずかしそうにホロが現れ、ロレンスが彼女の元に駆けつける。その2人の姿を見たマールハイトが、「狼と香辛料か……」と呟いたところで幕引き。成る程、このタイトルの意味がようやく理解できました。
posted by: よしきち | アニメ感想 | 20:22 | comments(0) | trackbacks(30) | - |

親愛なる友へ。『君のための物語』

JUGEMテーマ:読書

尊大にして魅力的。そして、奇妙。
レーイと名乗るほか、自身について多く語ろうとしない彼との出会いは、ひょんな事から命を落としかけた私が、その手によって救われるところまで遡ることになる。とある女性との一件により、彼の不思議な力を垣間見るに至った私は、それ以来、彼の周囲で起きる奇妙な出来事について深く関わっていくこととなるのだが……。

「君」と「私」の友情を、切なくて優しいストーリーに絡めて描く。第14回電撃小説大賞金賞受賞作品。作者はこれがデビューとなる水鏡希人さん。

読み口は大仰でなく、かといって、心をときめかせずにはいられないストーリー。ああ、これは良いですねぇ。出来ることなら、昼下がりの午後、暖かい日だまりの下でのんびりと寝そべりながらでも読みたい作品です。あと、美味しい紅茶と御菓子があればなお良し。まあ、望むべくもないシチュエーションですね。……すみません、部屋とかトイレで読んでいました。

この物語、「彼」ことレーイという青年と、語り部である「私」とが何だかんだと言い合いながら徐々に親交を深めあっていくという物語なんですが、その過程で描かれる「彼」がらみのエピソードがどれも心温まる良いお話なんですよねぇ。何かを失った代わりに何かを手に入れるという物語の基本にとても忠実で、尚かつ、結末に関しても決して読み手側を裏切らないようなストーリーの運び方が読んでいて心地良いです。文体も落ち着いているし、これは今後の活躍に期待できそう。続編を作れそうな余地も残っているので、次回作にも期待したいところです。
posted by: よしきち | ライトノベル感想 | 23:48 | comments(0) | trackbacks(3) | - |

『バンブーブレード』第19話

JUGEMテーマ:漫画/アニメ

サヤの傷心も癒え、珠ちゃんの足の怪我も完治したところで、ようやく室江高校剣道部も再出発の道へ……と思いきや、いきなりコジロー先生弱気発言。肝心の珠ちゃんも、前回の試合に関して「負けた」という単語を「棄権した」のだと訂正を求める辺り、小西さんとの一件をまだまだ引きずっている模様。今まで同年代はおろか、年長者との試合ですら殆ど負けたことのない彼女は、「負ける」ということに対し一種の恐怖感のようなものを抱いているってことでしょうかね。石橋先生の説く、「敗北から学ぶこと」の大切さが理解できるようになるには、まだまだ時間がかかりそうです。

そして後半はミヤミヤVS謎の外国人。ってか、あの娘は高校生なの!?あり得ないですよあの体型は。いくらアメリカだからって……おのれぇ、これが自由の国の力か。しかも二刀流使い。これがまた恐ろしいほど強くて、ミヤミヤは愛の力虚しくあっさり敗北。みんなの嫉妬を背中に受けて、ダン君は晴れてキャリーのペットに……とはいかないようで。まあ、アニメオリジナル展開も悪くはないかな。何故ミヤミヤとダン君が恋人同士になったのかという肝心な部分については謎のままですが。誰か、彼の謎深き魅力について教えてください……。
posted by: よしきち | アニメ感想 | 19:18 | comments(2) | trackbacks(39) | - |