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『ながされて藍蘭島』第13話

ハッピィバースデイ!
トンカツのお誕生日の話ですよ。

しかし誕生日に豆腐というのはどうかと思いますが。
せめてゼリーとかプリンとかババロアとか、お菓子らしい選択はなかったんでしょうか。和風でいきたいというのなら羊羹やくず餅もあるしね!でも、それがすずらしいといえばすずらしいんですけれど。

今回は行人に恋人疑惑が浮上し、寂しそうな彼をなぐさめようと、あるいは弱みにつけ込もうと、あやねやりん、ちかげ達が右往左往するというお話でもありました。まあ、結局はお約束の「妹でした」というオチだったわけですが、やっぱりみんなでわいわいやるのが藍蘭島の面白いところですね。最後は綺麗にまとめてくれましたし、行人には今後も島の女の子達との交流を大いにやってほしいものです。
posted by: よしきち | アニメ感想 | 16:15 | comments(0) | trackbacks(10) | - |

『ながされて藍蘭島』第12話

とりあえず、まちの腹話術には笑わせて貰いました。
ちなみによしきちも、去年の職場の宴会芸で腹話術をやろうと思い立ったんですが、腹話術の本を買ったまでは良かったものの、一ページも読むことなく本棚の隅に追いやってしまって現在に至る次第だったりします。結局その時は、サンタのコスプレをして辛うじて難を逃れたんですがね。

今回はまちの大暴走回。
包丁を握った瞬間から彼女の目つきが豹変していましたが、一体彼女の過去になにがあったんでしょうか。あれはトラウマなんでしょうか? それとも生来備えた人格だったのでしょうか? それ如何によって彼女の人生は大きく左右されるような……。
posted by: よしきち | アニメ感想 | 00:16 | comments(0) | trackbacks(8) | - |

『ひとひら』第12話

ひとひら 1 (1)
ひとひら 1 (1)
桐原 いづみ

オリナル爆沈。
どうでもいいけど、桂先輩のなぐさめ方は男として最低だと思うのですが。

ついに最終回となりました。
舞台というものはどんなストーリーであろうとも、最後はどこか物悲しくなってしまうんですよね。今回はそれが強くにじみ出ていて、とても最終回らしいお話に仕上がっていたと思います。最後の演出も、この作品は登場人物全員が主人公であると暗示するかのような幕引きだったので素敵でした。
人間は必ずしも最後に何かをやり遂げられるわけではありませんが、野乃先輩の想いは、麦チョコに引き継がれてこれからも生きていくんだってことなんですよね。地味なストーリー展開ではあったんですが、演劇をやっていたことがある人間にとっては、とても思い出深い作品になったんじゃないかなと思います。

甲斐君は結局、甲斐性無しだったんですが……。
posted by: よしきち | アニメ感想 | 22:42 | comments(0) | trackbacks(8) | - |

悪の組織に花束を。『世界平和は一家団欒のあとに 2』

世界平和は一家団欒のあとに 2 (2) (電撃文庫 は 9-2)
世界平和は一家団欒のあとに 2 (2) (電撃文庫 は 9-2)
橋本 和也

無職になった父、その姿を馬鹿にする母、そして家出した姉。弟は憧れていた父の情けない姿に絶望し、最近すっかり元気を無くしている――。そんな家庭環境を抱え込む少年、鶴見啓吾を軋人は放っておくことが出来なかった。なぜならば、その父が無職になった原因は自身にあったからだ。そう、彼の父親は、かつて軋人が壊滅させた悪の組織の首領だったのだ……。

世界の平和維持を押しつけられた超人一家、星弓家の物語。作者は第13回電撃小説大賞〈金賞〉を受賞した橋本和也先生。本作品はその受賞作の第2作目に当たる。

悪の組織が滅びた後、一体誰がその末路を心配するだろうか?
かつての特撮物やヒーローアニメでは、悪は滅びて当然、その後なんて知ったこっちゃないのがあたりまえ。怪人が大爆発を起こしても、戦闘員が幾ら死んでも、それは当然の報いであって、同情する余地はない。つまりは、『死』という見方すらされない可哀想な存在だったわけですよね。

本作品では、それを逆手にとって、壊滅してしまった悪の組織のその後に焦点が当てられています。前回も意外な着想に驚かされましたが、今回の話はそれ以上に面白いものでした。だって正義の味方に滅ぼされた悪の首領が、無職の親父に成り下がってしまい、果ては家族崩壊にまで陥ってしまうなんて、誰が想像できるでしょうか。

主人公である軋人は、そんな悪人一家の姿に直面して、なんとか家族の絆を取り戻させようと奔走します。まさに正義の味方失格です。
だけれども、悪人一家と徐々にうち解けていき、そのバラバラになっていた家族の絆を繋げていく彼の姿は読んでいて非常に清々しいものでした。
正々堂々と勝負したのだから恨みっこなしという悪人一家のスタンスも格好良すぎです。

世界平和も大事だけど、やっぱり家族の絆が一番――まさに、タイトルが内容を体現している作品ですよね。
登場人物達のコミカルな会話も、ホロリとさせてくれる描写も、そして、ありとあらゆるものを超越した七美姉さんも全てが良かったです。願わくば、悪人一家のその後をもう少し読んでいたかったのですが。
posted by: よしきち | ライトノベル感想 | 21:48 | comments(0) | trackbacks(7) | - |

誰も知らない奇跡。『神様のメモ帳 2』

神様のメモ帳 2 (2)
神様のメモ帳 2 (2)
杉井 光

ニート探偵ことアリスの助手となった藤島鳴海は、春休みという時間を有効に活用するべく事務所の一階にあるラーメン屋でバイトを始めようとしていた。
だが、そんな矢先に飛び込んできたのは、一人の少女と――その肩に提げられた2億円入りのバックだった。父を助けて欲しいという彼女の依頼を引き受けることになったニート探偵事務所。しかし、思わぬ闇の力が介入してきて事件はどんどん深みへと落ち込んでいく。鳴海は、そして街のニート達は、この物語をどう導いていくのか……。

ニート探偵のアリスと、彼女を取りまく街のニート達が織りなす切なくて可笑しい青春物語第2弾。(主人公は普通の高校生なんですが)
作者は杉井光先生、レーベルは電撃文庫。

今回はタイ人の少女が物語の中心になっているんですが、彼女の持ち込んだ事件を調べていくうちに浮かんでくる日本の暗部に関する描写が非常にリアルで恐ろしい。最初は愉快なニート達が明るく解決!みたいな展開を期待していたんですが、やはりそうはならないのが本作らしいところです。

なかでも、前作での事件を影に引きずっている鳴海の心理描写が、読み手側をなんとももどかしい気持ちにしてくれるわけで。何とか事件に貢献しようとするのだけれど、所詮は高校生だから出来ることはたかが知れている。オマケに、未成年には荷の重すぎる相手であると分かったところで、ついには戦力外通知を出されてしまう。前回の事件でも解決に貢献できた部分はほんの少しだけ、そう悩みながら奔走する鳴海の姿が、ある時はイライラさせられたり、またある時はもの凄く心を打たれたりするんです。

つまりは、それだけこの主人公に魅入られているんですよね。他にもたくさん、魅力的なニート達が出てくるんですけど、よしきち的にはこの藤島鳴海が一番好きです。誰よりも無力で、だけど、最後には誰よりも強く存在を発揮する。結局は彼が出来ることもたかが知れているんですけど、でも、確実に事件は解決の方向へ傾いていくんです。確実に青春していますよこの作品は。

アリスの辛辣で捻りの利いたセリフも、その他愉快なニート達の迷言&名言も、切ない物語を明るく飾ってくれる鳴海のつっこみも、全てが心地良いですね。2作目でもその魅力が健在だったので安心×2。いやー、次回作が非常に楽しみな作品の一つになりました。
posted by: よしきち | ライトノベル感想 | 22:28 | comments(0) | trackbacks(6) | - |

『ながされて藍蘭島』第11話

モールス!
命のモールス信号!
さすがは毎回の如く姉にやられているあやねではありませんでしたな。死にそうな心臓の痛みを、あそこまで冷静に読み取る能力を身につけているとは。最後の扱いも相変わらずではありましたが……。

今回のお話は風邪で寝込んでいるすずのために、行人がゆきのと共に山へ氷を取りに行くというものでしたが、まずは何より、ゆきののお母さんの存在感にしてやられました。まさか、ここであの声が聞けるとは。
というか、目を閉じていると『ひぐらしのく頃に』をやっているみたいですな。何気に、「誰でもほっときゃ年取るに決まってんだろ!」というセリフが頭の中から離れませんよ。ある意味名言かも……。
posted by: よしきち | アニメ感想 | 20:16 | comments(0) | trackbacks(16) | - |

『ひとひら』第11話

オリナル、なかなか良い奴です。どこか空回りしている気がしなくもないのですが、麦チョコにはあのくらいストレートなほうが伝わりやすいのかも。甲斐にあっさりとあしらわれているあたりがまた、うまく彼女のキャラクターを体現しているんですがね。気の毒な役どころですな。

というわけで、いよいよ来週が最終回。
佳代ちゃんとの問題も解決し、ほんのちょっぴり強くなった麦チョコは、最後にどんな頑張りを見せてくれるんでしょうか。恐らくは初めてであろう、彼女の「やりたいこと」がうまくいきますように……。
posted by: よしきち | アニメ感想 | 18:34 | comments(0) | trackbacks(6) | - |

コミケの委託コーナーが……

まあ、プロフィールで書いていたことなんですが。
実は一年ほど前から、ごく親しい仲間と共にノベルゲームらしきものを作っていたりするんですよ。ちなみによしきちは、演出兼スクリプト打ちという役割なんですが、それを仕事の合間を縫ってコツコツと作っていて、近頃ようやくまともな形になり始めてきていたんです。それで、今年の夏にコミケの委託コーナーで体験版を出そうと考えていた訳なんですが……。

なんと今年の夏から委託コーナーが廃止されてしまうようで。
しかも突然のサイト告知です。
すでに申し込みの返信封筒送っちゃったのにですよ。

仕事上、どうしてもブースで参加するには難しい事情があって、それじゃあとりあえず体験版を夏コミに委託する、という目標を立てていたわけなんですが、それが水の泡と化して結構へこんでいます。もちろん、どうにかして作品を発表しようと色々考えてはいるんですがね。

ゲームの制作などまったく知らないずぶの素人が、一体どこまでやれるのかとりあえず挑戦してみようという思いがありまして。

これまでゲーム制作のマニュアルを読みながら、パソコン覚えたての中年サラリーマンのように稚拙に――それでも一歩一歩積み重ねてきた時間があるわけでして。

どうにかこうにかしてやりたいと。
普段はなんとなく冴えない自分たちも、一生懸命頑張れば何かを残すことが出来るんじゃないかと。
その思いが消えることは無いわけでして。

そういうキッカケがありまして。
よしきちはその思いを胸に抱いたまま近くの駅に飛び込んで、ゴトゴトと一時間ほど電車に揺られて、新宿まで行ってきたんです。

そして、開店したばかりのバーガーキング一号店にたどり着いたわけですよ。

「ダブルチーズワッパーにパティを3枚追加で」

店員さんの怪訝な顔もそこそこに、

チーズワッパー

むしゃむしゃと5枚のミートパティを貪っていました。
さすがに死にそうです。
あれ? 決意のベクトルが変な方向に……。
posted by: よしきち | 雑記 | 21:18 | comments(0) | trackbacks(0) | - |

『ながされて藍蘭島』第10話

雨の日。
いつもとちょっと違う雰囲気から始まった今回。
すずと行人のやり取りがなんとも寂しげでしたねぇ。でも、それを気遣って誰からというわけでもなく集まってくる仲間達がなんとも心を和ませてくれます。あやねも何だかんだ言ってすずのことが心配なんですよね。
いやぁ、10話は色々と癒される回でした。
特に、すずの母との思い出を背景に歌われる童謡が良かったです。お母さん役を池田昌子さんがあてていたのにはびっくりでしたけど。

……まあ、それは置いといて。
やはり行人は女の子の裸からは逃れられない運命にあるようですな。
結局はいつもの通り、おもむろに脱ぎだしたまちやあやね、りんを前にして盛大に鼻血吹き出して事なきを得てしまうんですけど。
いい加減、輸血を募ったらどうですか?
posted by: よしきち | アニメ感想 | 00:18 | comments(0) | trackbacks(7) | - |

『ひとひら』第10話

虚しい……。
大きな山を乗り越えた後の虚しさがひしひしと伝わってきます。なにをすればいいのか分からず、オロオロしてしまう時期があるんですよね。麦チョコの場合、山は向こうからやって来たわけですから、それを乗り越えてしまった後の虚脱感も相当なものなんでしょうね。

ずっと一緒にいられると信じていた友人の留学が、果たして麦チョコにどう作用するんでしょうかねぇ。まあ、ここまで来たら結末はほぼ確定と言ってもいいんですが、そこに至るまでの過程が楽しみなわけですよ。急に麦に対して意識し始めた甲斐の動きも気になるところで、色恋沙汰についてもぜひ掘り下げていってもらいたいものです。
posted by: よしきち | アニメ感想 | 22:44 | comments(0) | trackbacks(8) | - |