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可笑しくて、切なくて。『神様のメモ帳』

神様のメモ帳
神様のメモ帳
杉井 光

高校1年の冬、藤島鳴海は様々な人と出会う。
同級生の彩夏、ボクサー、ラーメン屋、軍人、ヒモ、ヤクザ、そしてニート探偵。
鳴海は戸惑いながらも、街のニート達との可笑しくて暖かい青春の日々を送り始めようとしていた。だがしかし、そんな彼に忍び寄る違法ドラッグの影は、非情で、暖かみの欠片も持ち合わせていなかったのだ。
ニート探偵のアリスは、追いつめられた鳴海に非情な真実を突きつける。はたして、街のニート達は物語をどう導いていくのか……。

涙。
不覚にも涙である。
こんなにも可笑しくて切ない青春は、どうも自分には耐えられそうもない。
いや、もう僕はとっくに青春を通り過ぎたオッサンなのだけど、この小説の主人公が直面する青春は、それを忘れさせてくれるほどに切なくて、それでいて清々しいのである。

作者は第十二回電撃小説大賞で銀賞を受賞した杉井 光氏。
自らをニートと呼称する面白い作家さんだ。当然ながら作中に登場するニート達は誰もがリアルで、誰もがそれぞれのスタンスを持って生きている。中でもニート探偵を名乗るアリスという少女はインパクト強大。実際には存在しないだろうと分かっているのに、それでも存在して欲しいと願ってやまない魅力を持っている。

追いつめられ、ボロボロになった主人公が、最後にたどり着く場所。
そこはきっと、普通の人生を歩んできた人間なら誰もが行ったことのある場所であり、誰もが観たことのある光景だろう。そこで得た主人公の答えにぜひ耳を傾けて欲しい。残酷で美しい、その真実に。

ps,かったるい夜勤をステキな夜に変えてくれた本作に感謝。
posted by: よしきち | ライトノベル感想 | 15:53 | comments(0) | trackbacks(7) | - |

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2007/01/21 12:02 PM
Posted by: ライトノベル名言図書館
書評/神様のメモ帳
☆☆☆☆☆ 神様のメモ帳 著者/杉井光 イラスト/岸田メル 電撃文庫/メディアワ
2007/01/21 8:19 PM
Posted by: 本を読みながら日記をつけるBlog
神様のメモ帳 杉井光
「ただの探偵じゃない。ニート探偵だよ」
2007/01/21 11:54 PM
Posted by: ラノベ365日
神様のメモ帳/杉井光
神様のメモ帳杉井 光 メディアワークス 2007-01-06by G-Tools 【高一の冬、僕と同級生の彩夏を巻き込んだ怪事件、都市を蝕んだ凶悪ドラッグ《エンジェル・フィックス》。すべての謎は、部屋にひきこもる少女探偵アリスの手で解体されていく】 「神様のメモ帳の、ぼくら
2007/01/22 8:57 AM
Posted by: booklines.net
[杉井光] 神様のメモ帳
高校に通う意味なんてあるのかと、いつものように学校の屋上で一人過ごしていた藤島鳴海に、彩夏は声をかけてきた。廃部寸前の部に誘われ、流されるままに入部して、気がつけば彼女のバイト先であるラーメン屋に連れ...
2007/02/16 6:15 PM
Posted by: ライトノベルっていいね
神様のメモ帳
神様のメモ帳 著者 杉井光 イラスト 岸田メル レーベル 電撃文庫  これはこれで面白いけど。  人気blogランキングへ ← よろしくお願いします。  クリックありがとうございます。  あなたにす
2007/06/22 10:31 PM
Posted by: 狭間の広場
神様のメモ帳(1)/杉井光
杉井 光 神様のメモ帳 ニート大集合。 が、なんだかもうみなさん色々とカッコいいのでそれだけでいいです。 なんだろね、カッコつけてるだけじゃん働いてないでしょ?って話なんですが、 まぁそんなことは関係なくみなさん気持ちがよかったのでもう総てオッケ
2007/08/30 5:12 PM
Posted by: たこの感想文
(書評)神様のメモ帳
著者:杉井光 神様のメモ帳 (電撃文庫 す 9-4)価格:¥ 641(税込)発売