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真実の翼。『オイレンシュピーゲル肆』

オイレンシュピーゲル肆  Wag The Dog (角川スニーカー文庫 200-4)
オイレンシュピーゲル肆 Wag The Dog (角川スニーカー文庫 200-4)
冲方 丁
JUGEMテーマ:読書

テロ情報を事前に察知していたMPBは、涼月ら遊撃小隊とミハエル中隊長の部隊を空港敷地内へ展開させていた。そこへ飛び込んでくるハイジャック発生の知らせ。駐機中の旅客機が中東系のテロリストに乗っ取られたのだという。勇んで出動するMPBの面々だったが、そこへ国籍不明の戦闘機が突如飛来してきて……

とりあえず、いつにも増してこっ恥ずかしい涼月と吹雪のやり取りに赤面。なんなんだこの純粋なのか進んでいるのか分からない関係は、と悩まされつつも今回は吹雪の格好いい告白を聞けたのでまぁ良し。この段階を踏んで近付きつつある二人の関係がまたね、心温まるんですよ。しかも涼月の乙女っぷりの微笑ましさときたら(笑)

おまけに、今回はミハエル中隊長に加え、謎の男パトリックや、特憲のフランク隊長らナイスミドル要員が多数登場。あー一生に一度でいいからこういうの言ってみたいなー的な渋い台詞が随所にちりばめられているので辛抱堪まりません。分かる人にしか分からないんだろうけど、なんとなく犬狼伝説でのケルベロスと空港警察との確執シーンが思い浮かんでしまって思わずニヤリと。たぶん、気のせいではないと思うんですよね。

そしてこの物語、凄惨な戦闘はいつものことなんですけど、今回の夕霧の戦いがまた輪をかけて凄まじい。死闘に継ぐ死闘なわけで。軍から脱走した特甲児童のエピソードも、これまたすごくて、彼らが過去に受けてきた仕打ちや、これまでに行ってきた行為を想像すると心が痛むんですよね。誇張でもなんでもなくて、実際の国家や事件をモチーフにしている辺りが、もう、全く容赦がないと言いますか。まぁ、今回も色々な意味でぶっちぎりなのは間違いなし。ラストでのMSSの特甲児童との共闘が実現し、アドレナリン全開のノリをこれでもかと読ませてくれたのでかなり楽しめました。シュピーゲルの方も早く読みたいんですが、如何せん仕事が……
posted by: よしきち | ライトノベル感想 | 21:13 | comments(0) | trackbacks(0) | - |

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