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カブと君と。『旅に出よう、滅びゆく世界の果てまで。』

JUGEMテーマ:読書

あらすじは書きません。いや、メンドクサイのではなくてですね、こう、書いてしまうとこの作品の面白さが目減りしてしまうような気がするわけでして。どうせ、表紙の折り返しを読めば分かってしまうことなんですが、実は僕は、この本を何気なく購入した際、あまりにも何気なくマイ・ブックカバーを掛けてしまったことから、巻頭のカラーページまで表紙と一緒にカバーしてしまい、全く予備知識を得ないままに読み出したんですよね。すると、まぁ、この世界の秘密が何とも面白く感じられてしまいまして。もしも読み出す前にあらすじを読んでいたら、こんな気持ちは味わうこともなかったのかなと。

良い作品ならば、たとえあらすじを知っていたとしても面白いよ……と、言われたりもしますが、やはり面白さが増すのならばコレもありなのではなかろうかと世界の片隅でヒソヒソと自己主張してみたり。まあ、汚い表現になってしまいますが、本書の雰囲気だけを手っ取り早く説明すると、『塩の街』と『キノの旅』と、それと『最終兵器彼女』の後半辺りを足して3で割ってストロベリー風味に仕立て上げたモノ、とでも申しましょうか。何とも下品な言い表し方ですねゴメンナサイ。

日本が誇るスーパーメカ、「スーパーカブ」に跨り、滅び行く世界を旅する少年少女の物語。作者は本作がデビュー作の萬屋直人さん。レーベルは電撃文庫。

冒頭で書きたいことは書いてしまったので、物語の感想に関しては手短に。
僕は少年少女が力を合わせるというシチュエーションに死ぬほど弱いという属性を持っているものの、その色眼鏡を外して読んでみたところで、さほど面白さに差違は感じないんじゃないかと思わせてくれました。派手な物語ではないかもしれないけど、静かな世界観の中で、文字通りの「少年と少女」が必死に生きようとする様は十分に伝わった感じ。それが、悲壮感を以て語られるのではなく、その世界観に生きる登場人物達の全てを使って表されていたのが、もうね、まるっと好みですよ。最後に主人公達が教えてくれた日記の秘密も胸を暖かくしてくれましたし。

願わくば、少年少女の旅先に幸多からんことを!
posted by: よしきち | ライトノベル感想 | 15:43 | comments(0) | trackbacks(4) | - |

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コメント
 









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2008/03/20 5:40 PM
Posted by: 狭間の広場
旅に出よう、滅びゆく世界の果てまで。/萬屋 直人
旅に出よう、滅びゆく世界の果てまで。 (電撃文庫 よ 4-1)/萬屋 直人 ¥620Amazon.co.jp 【少年と少女は旅に出た。一冊の日記帳を持って、世界の果てへ。  世界は穏やかに滅びつつあった。「喪失症」が蔓延し、次々と人間がいなくなっていったのだ。人々は名前を
2008/03/20 9:51 PM
Posted by: ラノベなPSP
昔のキノ風味【旅に出よう、滅びゆく世界の果てまで。】
=== タイトル、設定、あらすじと、三拍子そろって物凄い廚二臭い物語。 === それゆえに正直全く期待していませんでしたが・・・ ||||<#ffffff'style='color:#000000;font-size:25px;font-weight:bold' ' ``いやー予想以上に面白かったです。||
2008/03/20 10:42 PM
Posted by: 彩彩華美
旅に出よう、滅びゆく世界の果てまで。
[[attached(1,center)]] 電撃文庫発行    著/萬屋直人    イラスト/方密 {{{ 少年と少女は旅に出た。一冊の日記帳を持って、世界の果てへ。 世界は穏やかに滅びつつあった。「喪失症」が蔓延し、次々と人間がいなくなっていったのだ。人々は名前を失い
2008/03/22 12:58 AM
Posted by: Alles ist im Wandel
旅に出よう、滅びゆく世界の果てまで。
旅に出よう、滅びゆく世界の果てまで。 (電撃文庫 よ 4-1)萬屋 直人 メディアワークス 2008-03-10売り上げランキング : 460Amazonで詳しく見る by G-Tools 大当たりでした。 すごく好きです、こういうお話。 雰囲気から登場人物から、出来事まで。 情景がありありと浮