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イタチっ娘、はじめました。『ほうかご百物語』

JUGEMテーマ:読書

キツネやタヌキと同じように、イタチも化けるらしい。美人に化けて人間の血を吸おうと近づいてくる、なんて言い伝えが残されているらしいのだ。美術部の創設に協力してくれたちょっと変わった先輩から聞かされた話だ。いると思えばいる。出ると思えば、出る。妖怪とはそんなものだという。じゃあ、夜の教室で出会ってしまったこの女の子はイタチだとでも言うのか。「……あなたの血、吸ってもいいかな」そういって近づいてくる娘は、とても妖しくて、とても綺麗で……。

純情なイタチさんと「僕」のちょっぴり不思議な放課後物語。第14回電撃小説大賞大賞受賞作。作者はこれがデビューの峰守ひろかずさん。

キツネっ娘やオオカミっ娘など、動物系女の子を数多く排出する電撃文庫から、遂に新たなるケモノ娘が誕生。今度はイタチですよ、奥さん。段々ネタが限られてきて、ややマイナーになってきた感も否めないですが、まあ可愛いから良し。メインヒロインとなる伊達クズリはイタチの妖怪。でも思ったほど凶悪でもなくて、むしろ純情で、顔を真っ赤にしてばかりの女の子。ちょっと変わった嗜好を持つ主人公から、直球ど真ん中の言葉を投げかけられて恥ずかしがる様子は読んでいて頬が緩みます。尚かつ、大人の魅力を求める人のためにもキツネのお姉さんが登場するので、しっかりと押さえるツボは押さえている感じかなと。

そして、妖怪の伝承を織り交ぜた物語にも惹きつけられるものがありました。やっぱり人間は、基本的にこの手の話題に興味が尽きないんでしょうね。作品自体も読みやすいし、誰にでも勧められそうな無難な出来具合です。だけど、少しスパイスが足りないというか、万人向け過ぎるというか、ラノベ慣れした人には物足りなさが残るかも知れないなぁとも思ってしまう。いずれにせよ、今後の展開次第と言うことでしょうか。まだまだ主人公とヒロインの関係にも曖昧な部分が多いので、続編があるのなら続編に期待。
posted by: よしきち | ライトノベル感想 | 15:20 | comments(0) | trackbacks(1) | - |

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2008/05/10 4:58 AM
Posted by: ちょいヲタ?バスタア日記
ほうかご百物語 [峰守 ひろかず]
ほうかご百物語 (電撃文庫 み 12-1) posted with amazlet at 08.05.10 峰守 ひろかず メディアワークス